INTERVIEW長門で働く方々の声

INTERVIEW長門の人と会うことがすごく大事かなと思っていて。よそから来てくれた人も長門の人のファンになってくれているんですね。

経済産業部の取り組み

(長門市役所経済産業部|吉村博克)

企業誘致というものを積極的に進めるということが第一のミッションで、市内の企業に波及させられるような企業を呼んできて長門市全体の経済を活性化させたいというものを担当するセクションです。

センザキッチンが今年5年目の決算が終わりまして6年目に突入しています。隣に東京おもちゃ美術館と連携した長門おもちゃ美術館であったり、青海島観光汽船で海上アルプスを堪能していただくツアーもやっています。

センザキッチンの役割

(センザキッチン|村田大助)

この店の中でも一番売り上げの点数が多いのがサザエです。個々で食材を買ってもらって持ち込んでバーベキューができるようにしています。それが最近すごくて、土日は満席で入れないくらい賑わっています。

設立当時の目標として、長門市の産品を長門市外・県外・首都圏の方に送り出していこう。長門ブランドを作って送り出していこう。たとえば長門市には「ゆずきち」という柑橘があって、その「ゆずきち」を使った「ゆずきちサワー」であったり、「ジンソーダ」を作って新商品として発売しているんですけども、そういった長門産品を使った商品をいろんな事業者さんに作っていただいて、このセンザキッチンをテストマーケティングみたいな形で使っていただければいいのかなと思っています。

私はもともと長門生まれの長門育ちなんですけど、食材の美味しさというのがなかなかここにいると分からないんですけど、よそから来られた方に聞くと、長門の食材は魚にしても農産物にしても本当に美味しい、そのことに長門の人は気づいていないのではないかと言われるので、食と自然の豊かさが長門市の魅力だと感じます。

経済産業部の取り組み

(長門市役所経済産業部|吉村博克)

長門市はとにかく水産の街です。特に蒲鉾が有名で原料のエソという魚なんですけど、山口県内でも有数の水揚げ量を誇っている漁港です。とにかく魚がよく揚がります。

伝統製法でつくる蒲鉾

(大和蒲鉾|磯野奈緒)

先代から引き継いだ生にこだわって今まで蒲鉾作りをやっています。今78年目です。あとは仙崎伝統でもある焼き抜き製法という方法を使って蒲鉾製造をしています。こだわりはとにかく生のエソを仕入れること、生のエソだけを使うというところですね。やはり鮮魚を使うということにこだわっているところっていうのは全国探してもほぼない状況にありますので、できるだけそこを守って国産を目指してやっていきたいと思っています。

————納得しないネタだったらその日は作らない?
作らないというか作れないですね。味が変わると長年のお客さんが多いので。そこを例えば冷凍すり身を仕入れてまでやるつもりはないので。そこしかが取り柄がないんですけどね。でもそれが多分一番大切で。かつ、難しいことなのでそこを今からどうやっていくかというのは問題でもあるんですけど大切な部分です。

“長門の焼鳥”ブランド化

(長門市役所経済産業部|吉村博克)

魚を調理するとアラがどうしても出てきて、そのアラを鶏の餌に混ぜるっていうところで。漁師さんって酒を飲むのも好きですから、漁師の憩いの場みたいなところで焼鳥屋が栄えてどんどん焼鳥屋ができていって、長門市の市役所の職員になって一番最初に与えられたミッションが、焼鳥をブランド化することでした。

焼鳥をどうやって知名度を上げていくかという中で、世界一長い焼鳥に挑戦しようと、1本で20mぐらいの竹串に焼鳥を刺して「世界一長い焼鳥」というのをやりました。それが結構色々なマスコミで取り上げていただいて、そこから焼鳥焼鳥と言い続けていたらいつの間にか山口県長門市は焼鳥だと言われるようになりましたけど、それでも10年以上かかっています。それが仕事として一番思い出深いですね。

焼鳥の街を支える養鶏産業

(ふかわファーム|蜂谷沙耶香)

1日のルーティンは、まず鶏舎の中の温度を確認したり鳥がちゃんと餌を食べているかどうか、しっかり水がでているかといったことを確認しながら巡回します。ここの直営農場には10棟の鶏舎があるんですけど、一番大きい鶏舎だと1万6000〜7000羽。全体で10万羽以上はいます。

長門に移住を決めた理由

移住を考え始めた時に、自分たちが口にするものは日本のいろんな土地で作られているんだと思って。輸入に頼らずに作っていかなきゃいけないというのをすごく感じることがあって、そういったことを考えると自分も携わってみたいなと思ったのがきっかけです。食べ物を作りたいというのは初めのうちから考えていました。おいおいは両親を呼び寄せて一緒に暮らせたらいいなというのもあったので、そういう部分も含めて考えました。

実際に2泊3日でいろんな場所を見せていただいて、食べ物も食べさせていただいてお魚も美味しかったですし焼鳥もその時いただいてすごく美味しくて。鶏肉が好きだから。鶏肉育てたい!鶏を育てたい!ということにすごく繋がったのと、見せていただいている中で棚田の景色がすごく好きになって。あそこから見る景色は本当に忘れられなくて。山があって、棚田があって青い海があってっていうその景色を近くで見られるところで仕事ができたらなんて幸せなんだろうと思ってあまり他のことを考えずに早い段階で長門に来ようと決めました。

長門市が掲げる未来構想

(長門市役所経済産業部|吉村博克)

やはり、そこへ行って長門の人たちと会うことがすごく大事かなと思っていて、関係交流人口なんですけどそこをしっかりと伸ばしていくことが一番大事な視点になるんじゃないかなと思っています。

今は担い手も不足していますし、従事者が高齢化していますのでどうしても新しい次世代の形のスマート農業やテクノロジーがキーワードになってくるかなと思っていて、そのためにはやはりそういった企業を呼んできて、しっかりと暮らしも仕事もデジタル化を進めていけるような社会構造に長門市としてもしていきたいし、経済構造としてもまだキャッシュレスもなかなか進んでいないような街ですから、キャッシュレスだったり外国人のインバウンドを入れたとしてもデジタルの力を借りてしっかりと経済を回していくというような施策をするための指針として、いま「長門6G構想」というのを作っております。10年後の先に長門市が生き残っていくためにその経済の指針となる6Gの実現をやっていきたいなと思っているところです。

我々としては市内の商工団体や生産者の団体などの色々なところを繋ぐ調整というものが行政のやる仕事かなと思っていますので、そこのマッチングであったり調整であったりというようなところは市として全力でサポートしていきたいと思っています。

長門市が誇る“人”の魅力

(長門市役所経済産業部|吉村博克)
うちの観光振興基本計画にも書いてありますが、とにかく人が優しいんですね。人情に厚いというか、僕は長門の人が好きで。よそから来てくれた人も長門の人のファンになってくれているんですね。

(ふかわファーム|蜂谷沙耶香)
山口県の方ってすごく優しいなって思います。何かあったときに今の世の中でいうとLINEとかではなくてすぐ駆けつけられないなら電話をくれるとか、おうちに顔を見に来てくれる。私はすごくそれが嬉しいなというのはあって。なのであっという間にお友達が増えて色んなところに一緒に連れて行ってもらったり、ごはん屋さんを教えてもらったりしていますね。地域の事が何も分からなかったので聞ける方が近くにいるっていうのは心強かったですね。

(センザキッチン|村田大助)
食の美味しさ、自然の豊かさ、それと人の温かさ。これが揃っているので、長門市に移住して来られて長門市で仕事しようという方に対してはおそらく満足されるんじゃないかなという気はしますね。

(長門市役所経済産業部|吉村博克)
景色がいいのはもう当たり前で、海が綺麗なのも間違いないんです。温泉があるのもめちゃめちゃいいんです。それのプラスアルファで長門の良さはというと、人の良さや人情味の厚さというところじゃないかなと思っています。